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ledランプの長寿命とそれを左右する要因

ledランプの寿命は、ledが半導体素子の発光体で、従来の白熱電球や蛍光灯のようにフィラメントと呼ばれる断線しやすい発熱体部分がないため劣化が少なく、白熱電球の十数倍以上、蛍光灯の数倍の寿命を持っています。

耐久時間

時間にすると使用可能時間は約4万時間とされており、これはランプを取り付けている照明器具の電気器具としての耐久時間が4万時間とされていますので、ランプの寿命と照明器具の耐久時間が同じと言えるのです。

左右する要因

ledランプの寿命は、半導体素子の材料の経年劣化で起きます。この経年劣化を左右する要因は、放熱効果がどの程度あるか、の使用環境要因で左右されて変化していきます。熱がこもり易い構造の中で照明として使用されていると素子の劣化速度が速くなり、素子で発する光度が落ちていきます。熱が放散しやすい環境下では、ledランプの使用時間は延びる方向に向かうのです。

測定結果上のledランプの使用時間の判定は、初期の光度値に対して70%以下の光度値まで低下するのに要した時間を設計寿命時間としています。

LEDの導入をご検討されている方はお気軽にご利用下さい。